北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

陸の孤島

 本日付の紙面で、京丹後市が航空会社らと3者で取り組む地方創生プロジェクトを紹介した。その取材では、同市が時間距離で「東京から最も遠いまち」の一つであることが分かった。では、公共交通機関でどれくらい時間が掛かるのか。最短を探ったが、どうしても5時間以上になった▼以前、同市の経営者から聞いた話を思い出した。ある賞を受賞し、表彰式で東京に行った時のこと。全国から受賞した企業の代表が集まり、同市よりもはるかに遠い地域からの出席者もいたが、その経営者ほど時間を掛かけて来た人はおらず、交通の利便性の悪さを実感したという▼東京から見れば、「陸の孤島」のような地域だ。ただ観光で考えると、プラスの要素にもなり得る。旅行は非日常を楽しむ面がある。「長寿」や「丹後ちりめん」といった同市ならではのものを求め、5時間以上掛けて移動するのも一興だ▼「移動を楽しんでもらう」。プロジェクトの発表会で3者が口をそろえた。全国でも例がないような取り組みなので、成功すれば「陸の孤島活性化」の先進事例となる。期待している。〔樋口〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    新社会人

    2025年04月11日

     小紙でも本日付で掲載しているが、この時期は各事業所で入社式が行われる。毎年春になると自身が新社会人だった頃を思い出す▼三十数年前、世にまだバブル景気…

    MORE
  • NO IMAGE

    花火大会

    2024年08月21日

     夏の風物詩の一つといえば花火。北近畿でも7月下旬から各地で花火大会が開催されている。8月11日には福知山市で11年ぶりとなる大規模な花火大会が行われ…

    MORE
  • NO IMAGE

    丸一年

    2022年12月11日

    やっと一年か、もう一年か。北近畿経済新聞の記者として兵庫丹波、南但馬の4市を担当するようになって今月で丸一年となった。それまでは綾部市のあやべ市民新聞…

    MORE
  • NO IMAGE

    海のまち

    2020年07月03日

     今年はどうやら、海水浴や打ち上げ花火、祭りといった夏の楽しみを味わう機会がなさそうだ▼北近畿でも多くの市町が海水浴場の開設を見合わせており、早々に花…

    MORE