雑記ノートBLOG
実りの秋
実りの秋となり、新米やサンマ、梨、ブドウなど秋の味覚が食品スーパーの店頭に並び始めた。近年は不漁で価格が高騰していたサンマは、豊漁のため1匹200円程度で販売されており、今が買い時のようだ▼一方で米の価格高騰は継続している。JAが農家に支払う米の概算金は全国的に引き上げられており、農林水産省が発表した米の平均価格は9月1日から1週間で5㌔当たり4155円と新米の販売が本格化していることから前の週より264円値上がりしたという▼私は毎年、知人から米を購入しているが、30㌔当たりの値段は昨年より数千円値上がりした。それでも5㌔当たりに換算すると2500円程度で、スーパーで買うよりも大幅に安い。猛暑の中、汗だくになって稲刈りをする知人らの姿を見ていると、安く売ってくれることに申し訳なさを感じる▼今年は猛暑と水不足が稲の生育に影響を及ぼした。米が十分に実らず、飼料米にもならないため大量に廃棄処分せざるを得ないという知人もいた。こうした苦労の中で分けてもらった米を大切に味わいたいものだ。〔岡田〕