北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

神鍋高原

豊岡市日高町の神鍋高原にスキーが取り入れられてから来年で100周年。1923年、当時の村長だった中島久太郎氏が神鍋山を踏査して斜面を活用したスキー場が開設されていったとされ、国体スキー大会開催もあり京阪神から多くのスキーヤーが来場。スキー客を受け入れる宿泊施設も増えていった▼しかし、温暖化の影響は色濃く、暖冬による雪不足やスキー客の減少でスキー場や宿泊施設は減少の一途をたどる。2019年度の但馬地域のスキー客入り込み数は記録的な雪不足で16万3千人と但馬県民局が統計を取り始めた1985年以降で最少となるなど、スキー関連の事業者にとって不安定な経営が課題だ▼今後も温暖化で更なる雪不足が懸念され、地元の観光関連事業者から気候変動を含めた環境問題に取り組みながら新たな観光地づくりを進めようという機運が高まっている▼将来は神鍋でスキーすらできなくなる可能性もあると危惧する関係者もある。神鍋は北近畿を代表する観光地の一つでもあり、生き残りをかけた新しい発想の観光地づくりの取り組みに注目したい。 〔岡田〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    無投票

    2023年04月11日

     統一地方選の道府県議選は9日に投開票が行われた。今回は定数を超える候補者がない無投票の選挙区が多いことが全国的な話題となったが、北近畿でも京都府議選…

    MORE
  • NO IMAGE

    みこし担ぎ

    2025年04月21日

     本日付の紙面で紹介したが、与謝野町観光協会が祭りの「みこし担ぎ」を商品化した。人口減少と高齢化が著しい北近畿において、担ぎ手の確保に苦慮する地域は少…

    MORE
  • NO IMAGE

    新名所

    2024年08月11日

     舞鶴市の観光施設、舞鶴赤れんがパーク(北吸)の話題が尽きない。現在、本格的なお化け屋敷(18日まで)がオープンしており、家族連れのほか、盆には帰省し…

    MORE
  • NO IMAGE

    身近な都会

    2026年01月11日

     綾部市で生まれ育った私にとって、身近な都会は京都市だ。子どもの頃は、綾部からは「遠い」というイメージがあった。京都縦貫自動車道が全線開通してからは、…

    MORE