北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

サウナ難民

 綾部市で2つの入浴施設が先月末で営業を終了した。一つは市内唯一の銭湯で、もう一つは温泉。常連とまではいかないものの、両施設とも利用することがあっただけに残念だ。個人的には、「近所でサウナに入れない」という困り事ができてしまった▼2つの施設には共通点がある。サウナがあることと、自宅から近いということだ。空き時間ができれば、ふらっと気軽に行ってサウナを楽しんでいた。銭湯は70年超の歴史があって趣があったし、温泉は設備が充実していて快適だった▼両施設とも平日の遅い時間でも客はいて、閑古鳥が鳴いているという印象はなかった。サウナブームの影響なのか、近年は若い客が増え、客層の広がりを感じていた。ただ、設備の老朽化などで営業を終了せざるを得ない事情があったようだ▼「サウナ難民」になったと思っていたが、実はほかにもサウナを備えた施設が近くにある。それはフィットネスクラブだ。銭湯や温泉よりもハードルは感じるものの、サウナを目当てにトレーニングに励んでみようかと、気持ちに火がつきつつある。〔樋口〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    アフターコロナ

    2020年06月17日

     新型コロナウイルスの緊急事態宣言が全国で解除された。これを受けて北近畿でも5月下旬から営業を再開する施設が増え始めて、週末になると駐車場にたくさんの…

    MORE
  • NO IMAGE

    海のまち

    2020年07月03日

     今年はどうやら、海水浴や打ち上げ花火、祭りといった夏の楽しみを味わう機会がなさそうだ▼北近畿でも多くの市町が海水浴場の開設を見合わせており、早々に花…

    MORE
  • NO IMAGE

    夜の客船

    2021年07月11日

     本来ならこの時期、舞鶴港はクルーズシーズン真っ盛りである。しかし昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で客船の寄港回数がゼロに。そして今シーズンは飛鳥Ⅱ…

    MORE
  • NO IMAGE

    スパイスカレー

    2024年02月21日

     冬の寒さが和らぎ、日が長くなってきた。春の訪れが感じられ、明るい気持ちになりそうだが、日本人にとっては一年の中で最も好き嫌いが分かれる時季ではないだ…

    MORE