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熱中症対策

 まだ6月で梅雨入りしたばかりだというのに、各地で真夏日や猛暑日が続き、夏のような気候が続いている。こうなると心配になるのが熱中症。今年はこの熱中症に対する変革の年となり、対応に追われている事業者も多いことだろう▼労働安全衛生規則の改正に伴い、6月から事業者に熱中症対策が義務付けられた。夏季の気温上昇による職場での熱中症災害発生数が増加していることに伴うもので、事業者には暑さ指数(WBGT)の管理や予防対策、熱中症の疑いがある人を把握した場合の対応の手順作成などが求められている▼WBGTが28度以上または気温31度以上の環境下で連続1時間以上または1日4時間を超えて行われる作業が対象とされ、特に建設業や運輸業、警備業など屋外で作業が行われるような業種が該当する▼ある建設業の関係者は社内で熱中症対策基準を設け、休憩時間を多く取るようにしたことで作業時間が短くなったといい、「これでは仕事にならない」と漏らした。これが本音かもしれないが、労働者の命を守ることを最優先に、暑い夏を乗り切ってほしい。〔岡田〕

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