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地方移住

 高校を卒業して都会に出た若者が戻ってこないというのは、北近畿の各自治体が抱える共通の課題。なんとか若者に帰ってきてもらおうと様々な施策を展開しているが、なかなか突破口は見いだせないのが現状だ▼民間調査会社が大学生に行った意識調査では、地元へのUターン就職を希望する人の割合は6割程度に上るというが、北近畿の割合はもっと低いと思われる▼一方、Uターン就職を考える学生は、その理由に「保護者や親族の近くで暮らしたい」「実家暮らしをすることで経済的な負担を減らせる」などを挙げており、古里での就職になんらかのメリットを感じている人もいるが、給与面や都会の生活の便利さがこれを阻んでいる▼内閣府は都市部に住む大学生らのUIJターンを促進して地方創生を図るため、「地方移住」を行う学生らの支援に取り組む▼4割近くの学生が「地方就職に興味がある」と答えた調査結果もあるが、自然豊かな北近畿ならではのライフスタイルを提案し、地元にゆかりのない都会の若者を呼び込むことも、人口減少対策には不可欠な時代になっている。〔岡田〕

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