北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

丹後の麺

 うどん、そば、中華麺―。食材の豊富な丹後では、食品スーパーに並ぶ麺も地元産が多い。丹後では当たり前かもしれないが、綾部市で生まれ育った私にとっては考えられないことだ。人口規模から考えると、こんなに「地元の麺」がある地域は珍しいのではないだろうか▼丹後には複数の製麺所があるものの、一歩丹後を出ると、丹後産の麺を見かけない気がする。おそらく、ほとんどが地元で消費されているのだろう。丹後のスーパーには、総菜のように包装されずに売られている麺もある。地元産だからこそ、できることだ▼ただ、広いエリアに向けて大量生産される麺と比べると値段は高い。生産規模の小さいローカルの製麺所が価格競争で勝てるわけがなく、どうしようもないことだろう。だが、丹後ではこうした製麺所が生き残っている。地元で支持されているということだ▼食べると分かる。価格差はあっても、ちゅうちょせずに買ってしまうほど丹後の麺はおいしい。愛され続けているのも納得できる。それだけに、丹後でしか知られていないのは、もったいないような気もする。〔樋口〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    ごほうび

    2024年12月01日

     毎年、11月23日に開かれる「福知山マラソン」。2010年から毎回、出場している。今年は地元の食の魅力を発信するイベント「Farmers Table…

    MORE
  • NO IMAGE

    スパイスカレー

    2024年02月21日

     冬の寒さが和らぎ、日が長くなってきた。春の訪れが感じられ、明るい気持ちになりそうだが、日本人にとっては一年の中で最も好き嫌いが分かれる時季ではないだ…

    MORE
  • NO IMAGE

    肉離れの秋

    2023年10月11日

     例年にない暑さを記録した9月を経て、10月に入ってようやく秋らしくなってきた。1年の中でも過ごしやすい季節であり、「○○の秋」といったように結び付く…

    MORE
  • NO IMAGE

    公示地価

    2021年04月01日

     5面に掲載したが3月23日、公示地価が発表された。土地取引の基準となるもので、毎年1月1日の価格が公表される▼昨年の1月1日は、新型コロナウイルスの…

    MORE