北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

丹後の麺

 うどん、そば、中華麺―。食材の豊富な丹後では、食品スーパーに並ぶ麺も地元産が多い。丹後では当たり前かもしれないが、綾部市で生まれ育った私にとっては考えられないことだ。人口規模から考えると、こんなに「地元の麺」がある地域は珍しいのではないだろうか▼丹後には複数の製麺所があるものの、一歩丹後を出ると、丹後産の麺を見かけない気がする。おそらく、ほとんどが地元で消費されているのだろう。丹後のスーパーには、総菜のように包装されずに売られている麺もある。地元産だからこそ、できることだ▼ただ、広いエリアに向けて大量生産される麺と比べると値段は高い。生産規模の小さいローカルの製麺所が価格競争で勝てるわけがなく、どうしようもないことだろう。だが、丹後ではこうした製麺所が生き残っている。地元で支持されているということだ▼食べると分かる。価格差はあっても、ちゅうちょせずに買ってしまうほど丹後の麺はおいしい。愛され続けているのも納得できる。それだけに、丹後でしか知られていないのは、もったいないような気もする。〔樋口〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    静かな夏

    2020年09月01日

     立秋も過ぎ、暦の上では秋。まだまだ厳しい暑さが続くが、田んぼの稲穂は黄色く輝き始め、いよいよ秋本番を迎える。スーパーには梨など秋の食材もちらほら並び…

    MORE
  • NO IMAGE

    外国人材

    2022年11月01日

    10月下旬の日曜。毎年、綾部市サッカー協会の一大行事がある。「市民サッカー大会」だ。出場する選手の年齢層は幅広く、女性や子どもが参加することもある。激…

    MORE
  • NO IMAGE

    大雪

    2022年02月11日

     雪が多い今冬。自然の恐ろしさを実感した。1月13日。この日は午前から京丹後市弥栄町の野間地域にある「京丹後森林公園スイス村」で、スキー場跡をスノーア…

    MORE
  • NO IMAGE

    総裁選

    2025年10月01日

    自民党の総裁選は4日の投開票が近づいてきた。5氏が立候補し、党所属の国会議員と党員・党友が投票する「フルスペック方式」で争われている。9人が立候補して…

    MORE