北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

丹後の麺

 うどん、そば、中華麺―。食材の豊富な丹後では、食品スーパーに並ぶ麺も地元産が多い。丹後では当たり前かもしれないが、綾部市で生まれ育った私にとっては考えられないことだ。人口規模から考えると、こんなに「地元の麺」がある地域は珍しいのではないだろうか▼丹後には複数の製麺所があるものの、一歩丹後を出ると、丹後産の麺を見かけない気がする。おそらく、ほとんどが地元で消費されているのだろう。丹後のスーパーには、総菜のように包装されずに売られている麺もある。地元産だからこそ、できることだ▼ただ、広いエリアに向けて大量生産される麺と比べると値段は高い。生産規模の小さいローカルの製麺所が価格競争で勝てるわけがなく、どうしようもないことだろう。だが、丹後ではこうした製麺所が生き残っている。地元で支持されているということだ▼食べると分かる。価格差はあっても、ちゅうちょせずに買ってしまうほど丹後の麺はおいしい。愛され続けているのも納得できる。それだけに、丹後でしか知られていないのは、もったいないような気もする。〔樋口〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    新年の抱負

    2021年01月12日

     コロナ禍の2021年が始まった。首都圏での緊急事態宣言、Go Toトラベルキャンペーンの停止延長など年始から暗い話題がある一方、2月下旬には医療従事…

    MORE
  • NO IMAGE

    クラフトビール

    2024年04月21日

    満開を迎えた桜もあっという間に葉桜となり、初夏の陽気がただよい始めた。温暖化の影響か近年は春と秋の期間が短く、夏が長い。しかも最高気温が35度を超える…

    MORE
  • NO IMAGE

    ビッグボス

    2021年11月21日

     テレビや新聞紙上は久しぶりにプロ野球の話題でにぎわっている。脚光を浴びているのは「ビッグボス」こと日本ハム新庄剛志監督だ。皆が彼の一挙一動を見守って…

    MORE
  • NO IMAGE

    カスハラ

    2024年08月01日

     客が理不尽な要求をする「カスタマーハラスメント(カスハラ)」に対して、厚生労働省は企業に従業員の保護を義務化する方針を示した。以前は容認されていた面…

    MORE