北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

コロナと地方

 「大変疲弊している。雇用調整助成金の給付延長をお願いしたい。Go Toトラベルも早期に実施してほしい」。ゴールデンウィークが明けた5月10日、宮津で開かれたコロナ禍に伴う経済対策会議で旅館組合の代表が市長らにこう訴えた▼料飲組合の代表者は観光に訪れたマイカーの列を後目に店を開けることができないもどかしさを訴えた。店を開けると従業員の健康を脅かすことにもなり、苦渋の思いでシャッターを閉めている。そんな複雑な思いを伝えた▼これは北近畿のほとんどの店が抱えているジレンマだろう。田舎は都市部に比べて感染者が少ないが、政府は報道も通じて「あなたとあなたの大切な人の命を守るための行動を」と呼びかける。これを無視した行動をすると、特に地方では周囲からの批判が強い▼コロナの猛威が過ぎたら元通りになるとは限らない。都市部のように客の絶対数も少ない。国には必死で耐えている地方の事業者の声に耳を傾けてほしい。そして地域の実情に応じた効果的な支援を今のうちからお願いしたい。焼け野原になってからでは遅い。〔岩本〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    広報資料

    2025年12月01日

     先日、日本政策金融公庫舞鶴支店であったニュースリリースの勉強会に招かれ、職員の方の前で記者の業務内容や広報資料のまとめ方を話す機会を頂いた。メディア…

    MORE
  • NO IMAGE

    丹後の麺

    2025年01月21日

     うどん、そば、中華麺―。食材の豊富な丹後では、食品スーパーに並ぶ麺も地元産が多い。丹後では当たり前かもしれないが、綾部市で生まれ育った私にとっては考…

    MORE
  • NO IMAGE

    副首都

    2025年08月21日

     取材先には車で向かう。7月30日朝もいつものように車に乗り込んだ。エンジンをかけるとタッチパネルのモニターが点灯し、同期しているスマホからの音楽が流…

    MORE
  • NO IMAGE

    由良川

    2023年05月01日

     府北部を流れ、日本海に注ぐ由良川。綾部市で生まれ育った私にとっては小さい頃から身近な存在だった。大学を卒業した20年ほど前、Uターンして就職。同じよ…

    MORE