北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

サウナ難民

 綾部市で2つの入浴施設が先月末で営業を終了した。一つは市内唯一の銭湯で、もう一つは温泉。常連とまではいかないものの、両施設とも利用することがあっただけに残念だ。個人的には、「近所でサウナに入れない」という困り事ができてしまった▼2つの施設には共通点がある。サウナがあることと、自宅から近いということだ。空き時間ができれば、ふらっと気軽に行ってサウナを楽しんでいた。銭湯は70年超の歴史があって趣があったし、温泉は設備が充実していて快適だった▼両施設とも平日の遅い時間でも客はいて、閑古鳥が鳴いているという印象はなかった。サウナブームの影響なのか、近年は若い客が増え、客層の広がりを感じていた。ただ、設備の老朽化などで営業を終了せざるを得ない事情があったようだ▼「サウナ難民」になったと思っていたが、実はほかにもサウナを備えた施設が近くにある。それはフィットネスクラブだ。銭湯や温泉よりもハードルは感じるものの、サウナを目当てにトレーニングに励んでみようかと、気持ちに火がつきつつある。〔樋口〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    人材確保

    2024年05月11日

     「若い人がすぐに仕事を辞める」。最近、こんなことをよく聞くようになった。北近畿でも、今年の4月から働き始めた新入社員や職員がゴールデンウイーク前に退…

    MORE
  • NO IMAGE

    マラソン

    2024年10月21日

     14日にあった「舞鶴赤れんがハーフマラソン」に初出場した。毎年、11月23日に開かれる「福知山マラソン」を走っているので、フルマラソンに向けた練習に…

    MORE
  • NO IMAGE

    丹後ちりめん

    2020年11月11日

     「ガチャンガチャン」という機織り機の大きな音と潮の匂い。小学生まで、夏休みは母の実家がある旧丹後町で過ごした。今でも潮風を吸うと記憶が鮮明によみがえ…

    MORE
  • NO IMAGE

    丹後の麺

    2025年01月21日

     うどん、そば、中華麺―。食材の豊富な丹後では、食品スーパーに並ぶ麺も地元産が多い。丹後では当たり前かもしれないが、綾部市で生まれ育った私にとっては考…

    MORE