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コロナ禍の災害

 九州地方などを襲った記録的な大雨は各地で河川の氾濫を引き起こし、多くの死傷者を出している。北近畿でも死者を出した2年前の7月豪雨は記憶に新しい。近年は水害の発生時期が以前より長期化し、被害は深刻化している▼新型コロナウイルスの感染が広がる中での災害は、避難所でのクラスター発生など過去に経験のない事態を引き起こしかねない。被害の大きい地域では病院も機能していない可能性があり、水害の被災者に加えコロナ感染者を受け入れなければならないとなると事態は深刻だ▼同時に指摘されているのは災害ボランティアの受け入れだ。被災地を支援したいと駆けつけてくれるボランティアだが、もしもコロナ感染者だとしたら被災地で感染を広げることにつながる▼避難所では衛生管理を徹底していると聞くが、ボランティアに対するコロナ対策はどこまで可能なのか。暑い中での復旧作業で体力を消耗しているボランティアの安全をどこまで守れるのかも気にかかる。被災地の一日も早い復旧を願うとともに、我々もいつ起こるか分からない有事に備えておきたい。〔岡田〕

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