北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

観光公害

最近はオーバーツーリズムといった方が通りはいいかもしれない観光公害。過度な観光客の集中によって引き起こされる観光地への負荷のことだが、特に大都市圏の有名観光地ではコロナ前よりひどいとの話も聞く▼観光立国推進基本法が施行されたのが2007年。翌年には観光庁が発足し、政府は観光業を重要な成長分野と位置づけた▼副作用として指摘されるのが交通渋滞やトラブルの増加、各種サービスの高騰といった住民生活の悪化のほか、環境や景観の破壊、文化財などへの悪影響といったものが挙げられる▼加えて訪日客(インバウンド)のマナーの悪さがよく問題視される。ただこれは日本人にも「旅の恥は掻き捨て」の気持ちが残っていないだろうか。持続可能な観光(サステナブルツーリズム)の推進に国籍は関係ないのかもしれない▼一方で、都市と比べ北近畿では一部の有名観光地を除いて、まだ観光客の受け入れ可能な所も多いと感じる。観光地でなくても欧米人を中心に「何もせずにただ自然を楽しむ観光」に魅せられる人も多い。やりようはありそうだ。〔四方〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    越えられない壁

    2023年09月11日

     越えられない試練はない。今夏のバスケットボールワールドカップで五輪出場を決めた日本代表が教えてくれた。格上の海外の強豪を相手に3勝2敗と勝ち越し、4…

    MORE
  • NO IMAGE

    コロナ禍の災害

    2020年07月11日

     九州地方などを襲った記録的な大雨は各地で河川の氾濫を引き起こし、多くの死傷者を出している。北近畿でも死者を出した2年前の7月豪雨は記憶に新しい。近年…

    MORE
  • NO IMAGE

    艦これ

    2023年10月21日

    9月の終わり、京都府舞鶴市で人気オンラインゲーム「艦隊これくしょん(艦これ)」の公式コラボイベントが初開催され、驚くような人出だった▼市によると、前日…

    MORE
  • NO IMAGE

    夜の客船

    2021年07月11日

     本来ならこの時期、舞鶴港はクルーズシーズン真っ盛りである。しかし昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で客船の寄港回数がゼロに。そして今シーズンは飛鳥Ⅱ…

    MORE