北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

百年産業

 新年最初の取材は商工会議所の新年互礼(賀詞交歓)会で、毎年の恒例となっている。私が担当する舞鶴商工会議所では昨年、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止されていたが、今年は乾杯や会食を省いて開催された▼いつもと様子が違うとはいえ、無事に開催されたことは喜ばしいこと。気分が晴れやかになり、同時に気が引き締まった▼舞鶴の造船所では昨年、造船技術の海外移行の影響を受け、造船部門が撤退した。壇上に立った舞鶴商議所の小西剛会頭は、コロナ対策に加えて造船撤退を新年の大きな課題ととらえ、100年先も地域経済と雇用を支える「次なる産業基盤(百年産業)」の構築に言及した▼地元で新しい海洋性のものづくり産業の確立に向け、夏ごろをめどに同商議所の提言をまとめるという。私は期待を抱いた▼舞鶴は日本海側の防衛の要。港は、膨らむグローバル経済を北近畿に取り込むゲートウェイでもある。そんなまちの基幹産業が沈みかけている今、舞鶴の事業者の声に国、府、そして近隣自治体の政財界も耳を傾け、手を取り合ってほしいと願う。〔岩本〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    スライド

    2021年10月11日

     東京五輪の開催に伴い、今年は3つの祝日がスライドしている。10月11日のきょうは本来「スポーツの日」。だが五輪の開会式当日に移動したため、今月は祝日…

    MORE
  • NO IMAGE

    丸一年

    2022年12月11日

    やっと一年か、もう一年か。北近畿経済新聞の記者として兵庫丹波、南但馬の4市を担当するようになって今月で丸一年となった。それまでは綾部市のあやべ市民新聞…

    MORE
  • NO IMAGE

    身近な都会

    2026年01月11日

     綾部市で生まれ育った私にとって、身近な都会は京都市だ。子どもの頃は、綾部からは「遠い」というイメージがあった。京都縦貫自動車道が全線開通してからは、…

    MORE
  • NO IMAGE

    若者

    2023年05月11日

     「このまちにはなんにもない」。地元の若者からよく耳にする。ローカル紙の記者として胸が痛む言葉だ▼最近は毎日のように新しい店の取材に追われている。自社…

    MORE