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特産品

 10月の9日、16日、23日に丹波地域を訪れた。いずれも土曜日。10月の丹波は週末になると黒枝豆や丹波栗などブランド力の高い特産品を求めて多くの人が訪れることは知っていたが改めて、その人出と特産品の人気ぶりに驚いた▼9日に訪れた丹波市の道の駅「丹波おばあちゃんの里」では、駐車場が満車で駐車するのに30分かかったし、16、23の両日に行った丹波篠山市の道路わきには黒枝豆を販売する露店が点在しており、あちこちで渋滞が発生していた。3日間とも他府県ナンバーが多かった▼10月1日に緊急事態宣言が解除され、阪神地域からの日帰りドライブには絶好の距離にある丹波地域だけに、特産品との相乗効果で多くの人が訪れたのだろう。丹波地域の土産物店経営者は「観光客は確実に去年より増えており、町はにぎわっている」と話していた▼丹後や但馬ではいよいよカニシーズンが到来する。コロナ禍で厳しい経営を強いられた観光関連業者のためにも、このまま新型コロナウイルスの感染が収束し、北近畿に多くの観光客が訪れてくれることを期待する。〔塩見〕

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