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雑記ノートBLOG

昭和100年

 今年は「昭和100年」に当たるらしい。昭和レトロという言葉も一般化してきた。俳人・中村草田男が昭和6年に詠んだ「明治は遠くなりにけり」ではないが、「昭和は遠くなりにけり」というところか▼作家・司馬遼太郎は晩年に記したエッセー「この国のかたち」の中で、日露戦争の勝利から太平洋戦争の敗戦までの40年間は日本史の連続性から切断された「異胎(鬼胎)の時代」であるとしたが、当時の時代の空気が今と似通っているともいわれる▼2022年末、長寿テレビ番組「徹子の部屋」で黒柳徹子が「来年(23年)はどんな年になるでしょう」とゲストのタモリに尋ねたところ「新しい戦前になるんじゃないでしょうか」と即答したことが話題になって2年。この間の世界の動きを踏まえると、うすら寒い思いがする▼米国ではトランプ大統領が返り咲き「トランプ2・0」が始まる。過激な「アメリカ第一主義」の行き着く先がどうなるのかは、私たちが住む北近畿にとっても、もちろん無縁ではない▼国内でも諸物価高騰の影響が続くだろう。心して新しい年に臨みたい。〔四方〕

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