北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

新年の抱負

 コロナ禍の2021年が始まった。首都圏での緊急事態宣言、Go Toトラベルキャンペーンの停止延長など年始から暗い話題がある一方、2月下旬には医療従事者や高齢者、高齢者施設の従業員を対象にワクチンの接種が始まるといった希望の光も見えている▼年明けの取材といえば商工会議所の新年互礼会(賀詞交歓会)だが、コロナ対策のため参加人数を最小限に制限するなど、今年はどこも様子が違った。中でも福知山は例年の3分の1、豊岡は5分の1に参加者が減らされ、いつものような活気はみられなかったが、各会頭のあいさつからは地域経済をなんとか再生させようという気迫と決意が感じられた▼こうした厳しい環境下でも、企業は生き残りをかけて様々な挑戦を続けており、コロナ禍だからこそ生まれた新製品やサービスを取材する機会は多い▼企業の働き方にも大きな変化が起きているように、今だからこそ生み出せるアイデアもたくさんあるはずだ。まだまだコロナ収束の兆しは見えないが、今年も紙面を通じて読者に元気を届けられるよう努力したい。〔岡田〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    陸の孤島

    2022年08月11日

     本日付の紙面で、京丹後市が航空会社らと3者で取り組む地方創生プロジェクトを紹介した。その取材では、同市が時間距離で「東京から最も遠いまち」の一つであ…

    MORE
  • NO IMAGE

    新規事業

    2022年06月11日

     最近、新規開店や新規事業の取材が増えた気がする。コロナ禍によって、ここ2年余りは多くの人が身をひそめるようにして事業活動をしていた印象だったが、いよ…

    MORE
  • NO IMAGE

    エモい

    2025年05月21日

     最初にこの言葉を聞いたのは、いつだっただろう。2016年に三省堂の「今年の新語」に選ばれているから、その辺りだったかもしれない。言葉の由来は諸説ある…

    MORE
  • NO IMAGE

    人材確保

    2024年05月11日

     「若い人がすぐに仕事を辞める」。最近、こんなことをよく聞くようになった。北近畿でも、今年の4月から働き始めた新入社員や職員がゴールデンウイーク前に退…

    MORE