北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

人材確保

 「若い人がすぐに仕事を辞める」。最近、こんなことをよく聞くようになった。北近畿でも、今年の4月から働き始めた新入社員や職員がゴールデンウイーク前に退職したケースがあるという。若者にとって「退職」のハードルは以前では考えられないくらいに低くなっているようだ▼なぜ、そんなに簡単に辞めるのか。考えられることの一つが、「ほかにも仕事があるから」。少子高齢化で若者の数が減った昨今、大企業が初任給を引き上げるなど、若い人材は取り合いの状態になっている。かつての「就職氷河期」と比べると、若者は就職や転職が簡単になった▼40~50代の氷河期世代が就職活動をしていた頃、正規雇用への道は険しく、一度「新卒」のカードを切ってしまうとやり直しは難しかった。生きていくためには、きつい仕事でも続けざるを得ない面があった。今の若者とは対照的だ▼ただ、今頃になって「氷河期世代の人材不足」という声もある。本来なら職場のリーダーとして活躍しているような年代だが、新卒採用を減らしていたツケが出てきた。人材確保は難しくなっている。〔樋口〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    日本酒

    2022年03月21日

    産学連携プロジェクトで若者向けの日本酒を開発した若宮酒造㈱(綾部市)の取材を通して、驚いたことがあった。商品企画を担当した地元の大学生は、このプロジェ…

    MORE
  • NO IMAGE

    外国人材

    2022年11月01日

    10月下旬の日曜。毎年、綾部市サッカー協会の一大行事がある。「市民サッカー大会」だ。出場する選手の年齢層は幅広く、女性や子どもが参加することもある。激…

    MORE
  • NO IMAGE

    光の迷路

    2020年12月21日

     週末夜、子どもを連れて東舞鶴のまちなかに完成したLED迷路に行ってきた。地元商店街の取り組みで、4万個のLED電球で装飾したイルミネーション迷路だ。…

    MORE
  • NO IMAGE

    人手不足

    2022年11月21日

     新しい店はできたが従業員が確保できないので営業できない―。ある飲食店経営者からこんな話を聞いた。今まで新規開業した店を数多く取材してきたが、工期の遅…

    MORE