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カスハラ

 客が理不尽な要求をする「カスタマーハラスメント(カスハラ)」に対して、厚生労働省は企業に従業員の保護を義務化する方針を示した。以前は容認されていた面もあったカスハラだが、近年は社会問題として捉えられるようになった。一部の大手企業は「カスハラと判断すれば対応しない」などの対策を公表している▼「お客様は神様です」。この有名なフレーズが一人歩きし、日本では客が神様であるかのように強い立場になった。企業や従業員はカスハラに耐えてきたが、昨今は「カスハラ客は切り捨てる」という方向性が有力になってきた▼ただ、簡単でないのが行政だろう。ある自治体の職員によると、公用車で外出した際、途中でコンビニなどに立ち寄ることは禁止されているという。理由は、住民から「さぼっている」と苦情がくるから。トイレに行きたくても、寄り道はできない▼一部の住民によって、職員が理不尽を強いられていることに驚いた。本来、サービス提供者と客は対等な立場。民間、行政にかかわらず、カスハラには毅然とした対応をするべきだ。〔樋口〕

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