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アフターコロナ

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が全国で解除された。これを受けて北近畿でも5月下旬から営業を再開する施設が増え始めて、週末になると駐車場にたくさんの車が止まった飲食店も多くみられた。観光施設は徐々に客足が戻りつつあるといった状況のようだ▼我々は今回のコロナ禍で良くも悪くも多くの経験を積んだ。リモートワークなどはその一例で、これからの働き方改革に大いに生かされることになるだろう▼外国人客に頼り過ぎていた観光振興策も新たな転換点に来ている。もちろん、国内観光需要が低迷する中で、コロナが落ち着けば海外旅行者の誘致活動も再び活発化するかもしれない。これと同時に国内需要の喚起策というものも再考する必要があるのではないか▼観光消費喚起策として旅行代金の割引が受けられる政府の「Go To キャンペーン」も近く開始される見通しだ。ただ、北近畿のある観光事業者は「キャンペーン期間中は多くの集客が見込めるだろうが、終了後に一気に需要が落ち込むことの方が心配だ」と話していた。長期的な視野に立ったアフターコロナの誘客策を今から検討しておかなければならない。〔岡田〕

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