雑記ノートBLOG
駅北の活性化
JR福知山駅北側の駅正面通商店街で、銀鈴ビルを複合商業施設にしようというプロジェクトが進行している。商店街のにぎわい創出の核店舗ともなり得るプロジェクトだけに、今後の行方に注目したい▼駅北といえば、以前は福知山ファミリー、さとう福知山駅前店という二つの大型商業施設が立地し、周辺にも多くの店舗が並んでいた。私が子どもの頃は、休日に買い物に行くのが楽しみな場所だったし、今もその頃の光景が懐かしくよみがえる▼ところが駅南の開発やファミリーの閉鎖で駅北一帯は一気に活気が失われた。2年前にはさとう店舗も閉鎖され、商店街を歩く人はまばら。そんな商店街のにぎわいを取り戻そうと福知山フロント㈱が手掛けるのが銀鈴ビルの活用だ▼空き店舗の活用を進める同社は設立から5年ほどで15店舗の誘致に成功している。そして今回の銀鈴ビル活用プロジェクトでは、魅力的なテナントを複数誘致して人を呼び込む計画だ▼関係者が「ハード事業の集大成」と位置付けるプロジェクトが成功し、活気ある商店街が復活することを願いたい。〔岡田〕