雑記ノートBLOG
卯年
3年ぶりに行動制限がなかった正月休みは例年より暖かく、穏やかに過ごせた。卯年は芽を出した植物が育ち、茎や葉が大きくなる時期で目に見えて大きく成長する年だとか。飛躍の年となることを願う▼コロナ禍が収束の兆しをみせ、感染に対する人々の過剰反応が薄れるなど病の認識自体も変わってきている。今年は購買行動が抑え込まれていた消費者の需要が更に高まり、長らく停滞していた経済活動が再燃し続けることで景気が良くなると信じたい▼そして、いずれは全ての水際対策もなくなり、円安の追い風などから、ほぼゼロにまで落ち込んだインバウンド消費も回復の一途をたどることになるだろう。観光地の多い北近畿にとっては明るい材料の一つだ▼一方で想像以上の円安、エネルギーや原材料費の高騰による物価高、ロシアのウクライナ侵攻に端を発した不安定な国際情勢など、懸念材料は山積みだ▼しかし、これらの障害を乗り越えた者だけが笑う激動の年であることは明らかだ。ウサギのような警戒心で先の情勢を読みつつ、素早く反転攻勢できるよう備えたい。〔岩本〕