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不適切

 昭和と令和の違いを描いたテレビドラマ「不適切にもほどがある」が、3月29日に最終回を迎えた。主人公は1986(昭和61)年から現代にタイムスリップした体育教師。昭和での当たり前が令和では「不適切」になってしまうことに面白さを感じながら見ていた▼確かに、昭和は価値観が違った。昭和の刑事ドラマ「西部警察」は犯人を射殺し、警察署に戻った刑事たちが日本酒で「乾杯」。フィクションとはいえ、今の時代に放送すれば「不適切」としてSNSで炎上するだろう。私が所属する消防団に伝わる昭和の〝武勇伝〟も、今となっては語り継ぎづらい「不適切」なものがある▼だが、西部警察の派手なアクションシーンや個性ある刑事たちは、昭和生まれの私にとってはかっこいい。消防団の武勇伝は、今ならありえないこととして笑い話にできる。ただ、この価値観も「不適切」かもしれない▼何を考えようが、何を思おうが個人の自由だが、時代の流れとともに「不適切」は変化していく。きゅうくつさを感じる面はあるものの、適合していかなければならない。〔樋口〕

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