北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

コロナ禍のビジネス

 新型コロナウイルスの国内感染が始まって1年余り。感染拡大に伴う旅行需要や外食需要の落ち込みで宿泊施設や飲食店を中心に今も厳しい状況が続く。一方で、こうした変化に対応する新ビジネスも次々と生まれた▼この1年間の北近畿経済新聞を振り返ると、印刷会社によるマスクや鞄製造会社によるフェイスシールドの製造に始まり、テレワークの需要を取り込むコワーキングスペースの整備や、宿泊施設によるワーケーションプランの販売が進んだ▼飲食業界の落ち込みに伴い、酒造会社は醸造用アルコールで消毒液を製造し、酒造りのこだわりを伝えるオンラインイベントも開催。婚礼需要の減少によりピザの出張販売を始めた結婚式プロデュース会社もあった▼接触機会を減らすドライブスルー薬局やドライブスルー八百屋などのサービス、「疫病退散」にご利益があるとされる妖怪「アマビエ」をモチーフにした商品も誕生した▼今号でもコロナ関連の新サービスや新商品を紹介しているが、これからも事業者にとってウィズコロナ時代のヒントになる情報を提供していきたい。〔岡田〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    医療ひっ迫

    2021年05月11日

    弊社では朝礼を行っており、毎朝4人が短いスピーチをすることになっている。大型連休明け、6日のスピーチではそれぞれが大型連休の過ごし方について話した。い…

    MORE
  • NO IMAGE

    コロナ禍の災害

    2020年07月11日

     九州地方などを襲った記録的な大雨は各地で河川の氾濫を引き起こし、多くの死傷者を出している。北近畿でも死者を出した2年前の7月豪雨は記憶に新しい。近年…

    MORE
  • NO IMAGE

    専門店

    2024年09月21日

     最近、専門店のありがたみを続けざまに感じた。お気に入りのサングラスのパッド部分が折れてしまい、ネットで買った品なので、迷ったあげく東舞鶴の眼鏡店に行…

    MORE
  • NO IMAGE

    空き家問題

    2023年03月21日

     全国各地で深刻化する空き家問題が、身近なものになった。綾部市の自宅の隣が空き家になり数年。住人がいなくなってから老朽化が加速し、傷んだ屋根から木板や…

    MORE