北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

コロナと地方

 「大変疲弊している。雇用調整助成金の給付延長をお願いしたい。Go Toトラベルも早期に実施してほしい」。ゴールデンウィークが明けた5月10日、宮津で開かれたコロナ禍に伴う経済対策会議で旅館組合の代表が市長らにこう訴えた▼料飲組合の代表者は観光に訪れたマイカーの列を後目に店を開けることができないもどかしさを訴えた。店を開けると従業員の健康を脅かすことにもなり、苦渋の思いでシャッターを閉めている。そんな複雑な思いを伝えた▼これは北近畿のほとんどの店が抱えているジレンマだろう。田舎は都市部に比べて感染者が少ないが、政府は報道も通じて「あなたとあなたの大切な人の命を守るための行動を」と呼びかける。これを無視した行動をすると、特に地方では周囲からの批判が強い▼コロナの猛威が過ぎたら元通りになるとは限らない。都市部のように客の絶対数も少ない。国には必死で耐えている地方の事業者の声に耳を傾けてほしい。そして地域の実情に応じた効果的な支援を今のうちからお願いしたい。焼け野原になってからでは遅い。〔岩本〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    人手不足

    2022年11月21日

     新しい店はできたが従業員が確保できないので営業できない―。ある飲食店経営者からこんな話を聞いた。今まで新規開業した店を数多く取材してきたが、工期の遅…

    MORE
  • NO IMAGE

    note

    2024年03月21日

    お気づきの読者がどれだけいらっしゃるか分からないが小紙では昨年9月から、メディアプラットフォーム「note(ノート)」で記事の配信を始めた。毎回20本…

    MORE
  • NO IMAGE

    ローカルフォト

    2021年03月11日

    まちの隠れた産業やそれに携わる人をカメラに収め、撮った写真を地域内外に発信する「ローカルフォト」。2月の冬日和、宮津で地元写真家らによる、このローカル…

    MORE
  • NO IMAGE

    コロナの影響

    2020年08月11日

     本日付5面には、北近畿に本店を置く3信用金庫が行った4―6月期の景況調査の記事を掲載した。府北部、但馬、兵庫丹波のいずれの地域も急激に落ち込んだ。ま…

    MORE