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雑記ノートBLOG

美食のまちへ

 過日、宮津市内のホテルで、都市部の著名シェフが丹後の食材で作った新メニューと地酒の組み合わせを楽しむ試食会を取材した。地元の飲食店関係者やメディア、インフルエンサーらが参加。私にもちゃんとした席が用意されており、ほぼフルコースを堪能した▼市が主催した試食会の趣旨は「ガストロノミーツーリズム」の推進。ガストロノミーとはフランス語で「美食学」の意味。その土地の気候風土が生んだ食材、習慣などによって育まれた食を楽しみ、旅することをいう▼狙いは「食」を通じた観光客誘致と農業振興だ。美食とアートのまちとして名高いスペインのバスク地方が先進地で、誘致した星付きレストランが密集する。現在では、スペイン北部の美食都市にならって世界各国の田舎町で「美食×観光」の取り組みが盛んになっている▼試食会では皆、誘客の糸口を確信したはず。シェフの一人は「良い食材だけでなく、へしこなど素晴らしい加工品がここまでそろうことはなかなかない」と話していた。これは北近畿に進出した都市部のシェフが口をそろえていう言葉だ。〔岩本〕

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