北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

中食

 新型コロナウイルスの感染が広がってから外食の需要が縮小した一方、持ち帰りや宅配による「中食」の市場が拡大した。感染が急増した昨年の今ごろは、中止になった忘年会の代わりに中食で〝おうち居酒屋〟を楽しんだ人も多かったのではないだろうか。私も、コロナ禍で中食の魅力を知った一人だ▼そんな中食の需要を狙ったのが、1面の記事で紹介した居酒屋の自動販売機。取材のついでに親鶏の炭火焼きを購入した。自宅で食べると、まさに「店の味」。缶ビールがあっという間になくなった。こんな良いものが自販機でいつでも買えるのだから、人気は出るだろう▼自販機を設置した店主の公手弥さん(59)によると「売れ行きは予想以上」。だが成長が期待できる新事業であるものの、素直に喜べない面もある。「本当は店に来てもらいたい」。望むのは、客でにぎわう本来の居酒屋の姿だ▼そういえば、コロナ前のように大勢でわいわいガヤガヤと飲むことがなくなった。外食には人との交流や出会いなど、中食にはない良さがある。来年こそは気兼ねなく外食したい。〔樋口〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    サウナ難民

    2023年07月11日

     綾部市で2つの入浴施設が先月末で営業を終了した。一つは市内唯一の銭湯で、もう一つは温泉。常連とまではいかないものの、両施設とも利用することがあっただ…

    MORE
  • NO IMAGE

    コロナ前へ

    2022年12月21日

     今年も残すところあとわずか。振り返ると、「3年ぶり」という言葉をよく耳にした。新型コロナウイルスの感染拡大から3年。感染対策と社会経済活動を両立する…

    MORE
  • NO IMAGE

    空き家問題

    2023年03月21日

     全国各地で深刻化する空き家問題が、身近なものになった。綾部市の自宅の隣が空き家になり数年。住人がいなくなってから老朽化が加速し、傷んだ屋根から木板や…

    MORE
  • NO IMAGE

    田舎暮らし

    2026年05月11日

     北近畿での生活は、どこまでのエリアが「田舎暮らし」になるのだろうか。山村や漁村のような場所だと、典型的な田舎の風景が広がる。一方、建物が密集した町の…

    MORE