北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

アーティスト

 音楽やダンスなどの舞台芸術が好きで、少し前まではよくホールに足を運んでいた。しかし、コロナで全てが変わってしまった▼昨年は多くのホールや劇場が閉鎖され、アーティストを照らす灯りは消えた。今も劇場は定員を減らすなどの制限があり、公演の中止が相次いでいる。舞台で表現していた多くの芸術家たちが行き場を失っている▼芸術は論理や理性ではとらえきれない非合理なものだ。舞台芸術は非合理の極みとも言えるくらい、構築するのに時間と手間がかかる。だから観客の心にはスピーカーやモニター、スクリーンでは得られない感動が残る▼今のような混乱の時代は、人は皆心が乱れて迷い、先が見通せず、芸術と娯楽の境い目が見えなくなり、芸術を軽んじる風潮が強くなる▼人は食事や睡眠など、生きるために必要な行為を繰り返すことで、その命を保つことができる。動物は芸術を知らずに生きながらえている。ただ、我々は動物ではない。楽器やその身体(からだ)一つですべてを表現する。人間の崇高な部分を担う彼らのいない灰色の世界など私は考えたくもない。〔岩本〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    代配

    2024年09月01日

     お盆期間中、僚紙「あやべ市民新聞」の配達を手伝った。通常の配達員さんが病気や冠婚葬祭などで都合が悪く配達できない時に、代わりに社員らで新聞を配ること…

    MORE
  • NO IMAGE

    当初予算案

    2026年02月01日

     早いもので2025年度も残すところあと2カ月。自治会などの様々な地域組織では新年度に向けた役員選出や事業計画づくりが進められる、慌ただしい時期に入っ…

    MORE
  • NO IMAGE

    タイパ

    2023年04月21日

     タイムパフォーマンス、略して「タイパ」というらしい。日本語でいうと時間対効果。かけた時間に対してどれだけの効果があったか、どれだけ満足感を得られたか…

    MORE
  • NO IMAGE

    みこし担ぎ

    2025年04月21日

     本日付の紙面で紹介したが、与謝野町観光協会が祭りの「みこし担ぎ」を商品化した。人口減少と高齢化が著しい北近畿において、担ぎ手の確保に苦慮する地域は少…

    MORE