北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

みこし担ぎ

 本日付の紙面で紹介したが、与謝野町観光協会が祭りの「みこし担ぎ」を商品化した。人口減少と高齢化が著しい北近畿において、担ぎ手の確保に苦慮する地域は少なくないはずだ。私が住む綾部市でも、祭りの話題になる度に声が上がる。「誰か担いでくれる人はおらんやろか?」▼祭りは地域で長年にわたり継承されてきた伝統文化。なくなってしまうのは、もったいない。ただ、綾部市の人口(3月1日現在の推計人口)は3万人を割り、着々と人は減っている。特に、みこしを担げるような若い年代の減少が顕著だ。このままでは担ぎ手がいなくなる▼与謝野町では地域外から担ぎ手の確保を図る。ボランティアを募集するのではなく、「商品」として販売するのが斬新な点だ。需要はあるのか。人によってそれぞれだろうが、私は地元でのみこし担ぎに楽しんで参加しているので、「金を払ってでも担ぎたい」という人はいるように思える▼実際、与謝野町観光協会には申し込みが寄せられているという。祭りを守るだけでなく、移住のきっかけにもなり得る。注目している。〔樋口〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    禍を福に

    2025年03月03日

    「禍を転じて福となす」。私にとってこのことわざは、花粉症が当てはまる。苦しさから逃れようと、あれこれと講じた対策の一つに食生活の改善がある。花粉症シー…

    MORE
  • NO IMAGE

    若者

    2023年05月11日

     「このまちにはなんにもない」。地元の若者からよく耳にする。ローカル紙の記者として胸が痛む言葉だ▼最近は毎日のように新しい店の取材に追われている。自社…

    MORE
  • NO IMAGE

    夜の市

    2025年08月01日

     舞鶴市の夏の風物詩「夜の市」が今年も大盛況に終わった。6~7月の土曜の夜、東西の商店街で開催される夏祭りで、失っていた活気を取り戻している▼子どもの…

    MORE
  • NO IMAGE

    鉄道のまち

    2023年01月21日

     ある仕事で福知山の鉄道の歴史を取材した。以前から福知山市が「鉄道のまち」として様々な事業に取り組んできたのは知っていたが、歴史的な背景までは知らなか…

    MORE