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みこし担ぎ

 本日付の紙面で紹介したが、与謝野町観光協会が祭りの「みこし担ぎ」を商品化した。人口減少と高齢化が著しい北近畿において、担ぎ手の確保に苦慮する地域は少なくないはずだ。私が住む綾部市でも、祭りの話題になる度に声が上がる。「誰か担いでくれる人はおらんやろか?」▼祭りは地域で長年にわたり継承されてきた伝統文化。なくなってしまうのは、もったいない。ただ、綾部市の人口(3月1日現在の推計人口)は3万人を割り、着々と人は減っている。特に、みこしを担げるような若い年代の減少が顕著だ。このままでは担ぎ手がいなくなる▼与謝野町では地域外から担ぎ手の確保を図る。ボランティアを募集するのではなく、「商品」として販売するのが斬新な点だ。需要はあるのか。人によってそれぞれだろうが、私は地元でのみこし担ぎに楽しんで参加しているので、「金を払ってでも担ぎたい」という人はいるように思える▼実際、与謝野町観光協会には申し込みが寄せられているという。祭りを守るだけでなく、移住のきっかけにもなり得る。注目している。〔樋口〕

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