北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

どうする

 今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」が始まっている。私はほぼ毎年、年間を通して大河ドラマを視聴しているので、今回も何の迷いもなく見始めた。舞台は人気のある戦国時代、しかも著名な脚本家の起用で話題を集めているが、演出も含め今のところネットでは賛否が分かれているようだ▼タイトルにあるように、ドラマでは家康に「どうする」と周囲が決断を迫るシーンが多用されている。嵐の松本潤さん演じる若き家康は優柔不断で弱々しく、時に家臣を置いて逃げ出したりもするが、その時々の人生の岐路で「殿様」として進むべき道を決断していく▼これは現代の企業人にも見事に当てはまる。特に経営者であればなおさら、「どうする」と迷う場面は多い。その決断の行く先に企業と従業員の未来がかかっていると思えば安直な決断はできず、かといって決断しないまま時だけが過ぎていくのはもっとまずい▼家康がどういう人生を送ったかは知っての通り。ただ、どう歩んだかはドラマによって見せ方が異なる。さて、「松潤家康」はこれから「どうする」のか。見守りたい。〔四方〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    免許返納

    2021年12月11日

     11月下旬、大阪狭山市で高齢者が運転する車が暴走し、3人が死傷するという事故が起きた。原因はアクセルとブレーキの踏み間違いとみられ、高齢者に免許の自…

    MORE
  • NO IMAGE

    二季へ?

    2025年11月11日

    夏が終わったと思ったら急に冬が来た。そんな気分だ。半袖シャツから長袖シャツに替えたと思ったら、すぐに上着やコートがほしくなった。3日には養父市にある県…

    MORE
  • NO IMAGE

    オープンファクトリー

    2023年03月01日

     ものづくり企業が工場などの生産現場を一般公開したり、来場者にものづくりを体験してもらったりする「オープンファクトリー」が北近畿でも行われている。市民…

    MORE
  • NO IMAGE

    海のまち

    2020年07月03日

     今年はどうやら、海水浴や打ち上げ花火、祭りといった夏の楽しみを味わう機会がなさそうだ▼北近畿でも多くの市町が海水浴場の開設を見合わせており、早々に花…

    MORE