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取材エリア

 昨年末から南但馬(養父市、朝来市)と兵庫丹波(丹波市、丹波篠山市)が私の取材担当エリアになった。1994(平成6)年から始まった記者人生で、これまではすべて京都府内の市町を担当しており、兵庫県内は初めてのことになる▼正直、最初は不安しかなかった。記者としての経験はあるものの、地理や町の歴史はほとんど分からない。しっかり取材できるのだろうか―と▼ところが取材を始めてみると、取り越し苦労だということがすぐに分かった。確かに事前に知っている情報は極端に少ないが、だからこそ予断を持たず丁寧にお話を聴くことができる。更にこれは北近畿地域全般に言えるが、何より人が温かい▼一方で、現在までに新しい担当エリアで人間関係を作ることができた方はまだ数えるほど。つまり人づての情報収集は緒に就いたばかりで、何とも心もとない。よって現在の主な情報収集手段はSNSを始めとするネットからとなっている。個人が媒体を持つ時代だからこそ可能になる手段だが、さて、記者としての力量が問われているということか。〔四方〕

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