雑記ノートBLOG
ブルーインパルス
宮津市で、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」を誘致する委員会が発足した=詳報は12月1号1面で。展示飛行を、来年に開催する市制施行70周年記念事業の目玉にするべく、市や経済、観光団体らが立ち上がった▼委員の今井一雄・宮津商工会議所会頭は16年前、京丹後市丹後町で飛んだブルーインパルスの思い出を語った。車で会場までたどり着けないほどの人出で、「いつか宮津でも」との思いを温めてきたという▼全国にファンがいるブルーインパルス。いつもなら動員数4、5万人のイベントでもブルーインパルスの飛行が決まると10万人以上が押し寄せる。自治体のPRと経済波及効果は大きい▼ただ、展示飛行は空自を広く知ってもらう「広報」と任務遂行能力の実証による「抑止」を目的としている。国に働きかけても実現しないケースが多いそうで、一朝一夕にはいかない▼しかし来年は辰年。龍にちなんだ日本三景、天橋立上空に舞うブルーインパルスの姿は、ほかに変えがたいメモリアルとなり、地域の希望となる。北近畿全域でエールを送ろうではないか。〔岩本〕