北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

緊急時の備えを

 今月に入り新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が急激に拡大し、北近畿でも連日のように多くの感染者を出している。従来と比べ症状が比較的軽いと言われてはいるが、濃厚接触者になれば自宅などでの待機を余儀なくされる。政府は濃厚接触者の待機期間を14日間から10日間に短縮するとしたが、それでも10日間は外出できないのだから影響は大きい▼一方、トンガ沖で発生した海底火山の大規模噴火では、日本にまで津波が押し寄せる事態となった。幸いにも、この津波による北近畿への被害はなかったが、他地域では3㍍もの津波が予想されるとの警報も出され、東日本大震災のような被害が出るのではと心配になった▼新型コロナの感染が今まで以上に身近に迫り、地震や水害など自然災害が毎年のように発生している今、企業が緊急時にも事業を継続させられるBCP(事業継続計画)の策定が進んでいる。従業員数が少ない中小企業にとっては、コロナ感染者が一人出るだけでも影響は図りしれない。いざという時のために、しっかりとした備えが本当に必要な時期に来ている。〔岡田〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    活気の火種

    2021年09月01日

     8月初旬、せめてもの夏休みの思い出をと家族で「宮津天橋立エール花火」を観に行った。コロナ禍で打撃を受けている宮津市の観光業を盛り上げようと昨年の夏か…

    MORE
  • NO IMAGE

    夏の観光

    2022年06月01日

     北海道・知床半島沖で起きた観光船沈没事故から1カ月余り。死者・行方不明者を出した痛ましい事故は、運営事業者のずさんな運航態勢や国の安全管理不備にまで…

    MORE
  • NO IMAGE

    ドローン

    2023年05月22日

     先日から立て続けにドローンを活用した取り組みを取材した。1件はフードデリバリー、もう1件は稚鮎を食べるカワウの撃退だ。近年は北近畿でもドローン関連の…

    MORE
  • NO IMAGE

    ヴィーガン

    2023年11月01日

     豊岡市竹野町の宿が、動物性の食品を食べないヴィーガンの外国人観光客の誘致に向けた取り組みを始めた。地域を挙げてヴィーガンを受け入れていこうという全国…

    MORE