北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

緊急時の備えを

 今月に入り新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が急激に拡大し、北近畿でも連日のように多くの感染者を出している。従来と比べ症状が比較的軽いと言われてはいるが、濃厚接触者になれば自宅などでの待機を余儀なくされる。政府は濃厚接触者の待機期間を14日間から10日間に短縮するとしたが、それでも10日間は外出できないのだから影響は大きい▼一方、トンガ沖で発生した海底火山の大規模噴火では、日本にまで津波が押し寄せる事態となった。幸いにも、この津波による北近畿への被害はなかったが、他地域では3㍍もの津波が予想されるとの警報も出され、東日本大震災のような被害が出るのではと心配になった▼新型コロナの感染が今まで以上に身近に迫り、地震や水害など自然災害が毎年のように発生している今、企業が緊急時にも事業を継続させられるBCP(事業継続計画)の策定が進んでいる。従業員数が少ない中小企業にとっては、コロナ感染者が一人出るだけでも影響は図りしれない。いざという時のために、しっかりとした備えが本当に必要な時期に来ている。〔岡田〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    アフターコロナ

    2020年06月17日

     新型コロナウイルスの緊急事態宣言が全国で解除された。これを受けて北近畿でも5月下旬から営業を再開する施設が増え始めて、週末になると駐車場にたくさんの…

    MORE
  • NO IMAGE

    由良川

    2023年05月01日

     府北部を流れ、日本海に注ぐ由良川。綾部市で生まれ育った私にとっては小さい頃から身近な存在だった。大学を卒業した20年ほど前、Uターンして就職。同じよ…

    MORE
  • NO IMAGE

    経験

    2025年10月11日

    毎年11月23日に開かれる「福知山マラソン」に今年もエントリーした。本番まで、あと1カ月と少し。そろそろ本腰を入れて練習しないといけない。毎年のことだ…

    MORE
  • NO IMAGE

    魅力発信を

    2025年04月01日

     大阪市の夢洲を舞台にした大阪・関西万博の開幕まで2週間を切った。パビリオンの建設工事の遅れを始め、前売り券の販売不振や運営側の人手不足など様々な課題…

    MORE