北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

緊急時の備えを

 今月に入り新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が急激に拡大し、北近畿でも連日のように多くの感染者を出している。従来と比べ症状が比較的軽いと言われてはいるが、濃厚接触者になれば自宅などでの待機を余儀なくされる。政府は濃厚接触者の待機期間を14日間から10日間に短縮するとしたが、それでも10日間は外出できないのだから影響は大きい▼一方、トンガ沖で発生した海底火山の大規模噴火では、日本にまで津波が押し寄せる事態となった。幸いにも、この津波による北近畿への被害はなかったが、他地域では3㍍もの津波が予想されるとの警報も出され、東日本大震災のような被害が出るのではと心配になった▼新型コロナの感染が今まで以上に身近に迫り、地震や水害など自然災害が毎年のように発生している今、企業が緊急時にも事業を継続させられるBCP(事業継続計画)の策定が進んでいる。従業員数が少ない中小企業にとっては、コロナ感染者が一人出るだけでも影響は図りしれない。いざという時のために、しっかりとした備えが本当に必要な時期に来ている。〔岡田〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    みこし担ぎ

    2025年04月21日

     本日付の紙面で紹介したが、与謝野町観光協会が祭りの「みこし担ぎ」を商品化した。人口減少と高齢化が著しい北近畿において、担ぎ手の確保に苦慮する地域は少…

    MORE
  • NO IMAGE

    日本酒

    2022年03月21日

    産学連携プロジェクトで若者向けの日本酒を開発した若宮酒造㈱(綾部市)の取材を通して、驚いたことがあった。商品企画を担当した地元の大学生は、このプロジェ…

    MORE
  • NO IMAGE

    駅北の活性化

    2021年12月01日

     JR福知山駅北側の駅正面通商店街で、銀鈴ビルを複合商業施設にしようというプロジェクトが進行している。商店街のにぎわい創出の核店舗ともなり得るプロジェ…

    MORE
  • NO IMAGE

    二季へ?

    2025年11月11日

    夏が終わったと思ったら急に冬が来た。そんな気分だ。半袖シャツから長袖シャツに替えたと思ったら、すぐに上着やコートがほしくなった。3日には養父市にある県…

    MORE