北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

夜の客船

 本来ならこの時期、舞鶴港はクルーズシーズン真っ盛りである。しかし昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で客船の寄港回数がゼロに。そして今シーズンは飛鳥Ⅱなど日本の客船に限定されていて寄港も数回になりそうだ▼クルーズ船が入ってきた日は、朝に岸壁で取材をし、仕事が終わった夜にはまた港に戻って船を撮影していた。穏やかな舞鶴湾に浮かぶ客船は電飾でひときわ輝き、景色とのコントラストが面白い。にぎやかな横浜や神戸、大阪の港とは、また趣の違った夜景が撮影できる▼私のおすすめは五老ケ岳からの撮影だ。山に囲まれた湾から悠々と港を出ていく客船が撮れる。その姿は美しく思ってもみなかった光景だ。外国人にも喜ばれる景色ではないだろうか。写真は、いつかまとめて公開したいとも思っている▼コロナ禍が解けたら、カラフルな港のネオンに溶け込む客船の景色に飽きた人に、ぜひその光景を見てもらいたい。そして、その足で北近畿の夜の街に向かい、旬の魚や新鮮な農産物の料理を満喫してほしい。できればお気に入りの宿もみつけて頂きたい。〔岩本〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    オープンファクトリー

    2023年03月01日

     ものづくり企業が工場などの生産現場を一般公開したり、来場者にものづくりを体験してもらったりする「オープンファクトリー」が北近畿でも行われている。市民…

    MORE
  • NO IMAGE

    心に残る接客

    2020年11月21日

     普段からいろんな店で物を買ったり、飲食をするが、応対してくれる人の態度は様々。心のこもった応対してもらった時は、こちらまですがすがしい気持ちになれる…

    MORE
  • NO IMAGE

    緊急時の備えを

    2022年01月21日

     今月に入り新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が急激に拡大し、北近畿でも連日のように多くの感染者を出している。従来と比べ症状が比較的軽いと言われて…

    MORE
  • NO IMAGE

    脱マスク

    2023年06月01日

     新型コロナの感染法上の位置づけが季節性インフルエンザなどと同等の「5類」に移行してから間もなく1カ月。暑さを感じる日も多くなり、「脱マスク」が進むの…

    MORE