北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

スポーツ

 先日、福知山市内であったフットサルの大会に出場した。見た感じでは参加者の年代は20~50代くらいだっただろうか。外国出身者もいた。年齢や国籍の異なる人たちが、勝利を目指して真剣にプレーしながらも、楽しむ。スポーツの素晴らしさを実感した▼子どもの頃にサッカーを始め、40代になった今もボールを蹴り続けている。健康づくりにつながるし、何よりも「楽しい」というのが一番の理由だ。今ではサッカーのない生活は考えらないくらい人生で大切なものになっている。ほかのスポーツでも同じような人がいるのではないだろうか▼最近、あるスポーツで驚きの場面に出くわした。指導者がミスをした小学生を怒鳴り、数分にわたり責め続ける。しかも改善するためのアドバイスはしていない。スポーツは時に苦しいこともあるが、この指導は理不尽に思えた▼恐怖で子どもを支配して結果を出そうとしても、自発的な努力は引き出せないだろう。「好きこそものの上手なれ」という通り、上達の第一歩は好きになること。スポーツの「楽しさ」を見失ってはいけない。〔樋口〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    ワーケーション

    2022年04月21日

     コロナ禍で注目されているワーケーション。「Work(ワーク)」と「Vacation(バケーション)」を組み合わせた造語で、観光地やリゾート地などで過…

    MORE
  • NO IMAGE

    被災地を思う

    2024年01月21日

    波乱の年明けとなった。1日の能登半島地震で被災された方には心よりお見舞い申し上げたい。私が住む舞鶴でも久々に大きな揺れが長く続き、身の危険を感じた。大…

    MORE
  • NO IMAGE

    スパイスカレー

    2024年02月21日

     冬の寒さが和らぎ、日が長くなってきた。春の訪れが感じられ、明るい気持ちになりそうだが、日本人にとっては一年の中で最も好き嫌いが分かれる時季ではないだ…

    MORE
  • NO IMAGE

    夏の日

    2022年08月01日

     夏休み真っ盛り。今年も暑い夏がやってきた。子どもたちにとって夏休みの思い出は格別のものがあり、コロナ禍の制約はあるにせよ、海へ山へと楽しい日々を過ご…

    MORE