雑記ノートBLOG
選挙の秋
過去最多9人の候補者による自民党総裁選は石破茂氏が勝利し、1日召集の臨時国会で第102代首相に指名された。鳥取県選出では初、五畿七道の一つ山陰道に該当する丹波、丹後、但馬を含む山陰地方からも久しぶりの総理大臣誕生だ▼地方創生をライフワークの一つとする石破新首相。地方在住者としては今後の手腕への期待が膨らんだ矢先の解散・総選挙表明となった。衆院選が終わるまでは、今後の日本のかじ取りがどうなるか見通せない▼見通せないといえば、日本にも大きな影響を与えるアメリカ大統領選挙のハリス副大統領とトランプ前大統領の戦いも接戦が続く。今秋は今後数年間の世界の潮流が決まる分岐点になる▼北近畿でも今月20日に養父市、11月17日(兵庫知事選と同日)に丹波市でそれぞれ市長選と市議選の投開票日を迎える。今年はまさに「選挙の秋」となりそうだ▼私もかつて、選挙取材では様々なドラマを目の当たりにした。選挙は、自身の主義主張に共感してくれる人をいかに増やすかを競うもの。当選者にはぜひ、訴えた政策を着実に実行してほしい。〔四方〕