北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

給付金

 「掲載されていた美術館に行った」「夏休みにあの博物館に出かけようかと思っている」―。うれしいことに7月21日付の弊紙を見た知り合いの読者からこのような声を頂いた▼私も7月の連休中に特別定額給付金を元手に近場に出かけようと思っていたが、近隣の市町で日用品の買い物をする程度で、地元経済の活性化につながるようなことはできなかった▼しかし、コロナ禍で影響を受けているのは観光や飲食業だけではない。経済は業種に関係なく関わり合いがあるため、全ての業種が大なり小なり影響を受けているはずだ▼そこで、思い立ったのがもう10年近く使っているリビングのソファーの買い替えだ。座面が沈むようになり、座り心地が悪くなってきた。今夏中に給付金をつぎ込んで予定していたものより高価なものに買い換えることにした。購入先はもちろん地元資本の家具店だ▼金は天下の回りもの。私が地元で使った給付金が地域経済を支え、引いては自身に返ってくるはずだ。北近畿の人口は約60万5千人。全員が地元で給付金を使用すれば605億円が北近畿を潤す。〔塩見〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    新名所

    2024年08月11日

     舞鶴市の観光施設、舞鶴赤れんがパーク(北吸)の話題が尽きない。現在、本格的なお化け屋敷(18日まで)がオープンしており、家族連れのほか、盆には帰省し…

    MORE
  • NO IMAGE

    クラフトビール

    2024年04月21日

    満開を迎えた桜もあっという間に葉桜となり、初夏の陽気がただよい始めた。温暖化の影響か近年は春と秋の期間が短く、夏が長い。しかも最高気温が35度を超える…

    MORE
  • NO IMAGE

    ごほうび

    2024年12月01日

     毎年、11月23日に開かれる「福知山マラソン」。2010年から毎回、出場している。今年は地元の食の魅力を発信するイベント「Farmers Table…

    MORE
  • NO IMAGE

    オンライン

    2020年12月16日

     2020年も残り1カ月を切った。新型コロナウイルスの感染が広がった今年は、企業や団体などで「従来通り」が通用しなくなり、注目されたのが「オンライン」…

    MORE