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「但馬とらふぐ」誕生

朝来食品の中村峻さん 山間部でフグ育成

海のない朝来市でフグを名産に―。山に囲まれた旧幼稚園舎内に人工海水を入れた水槽を設置し、閉鎖循環型の陸上養殖でトラフグを育てている中村峻さん(40)。個人事業主として朝来食品を立ち上げ、2022年夏から養殖を開始。約2年を経て、ようやく試験販売にこぎ着け「但馬とらふぐ」と命名した。現在はまだ潤沢に出荷量を確保できる状態ではないことから「まずは但馬の地からしっかりと始めたい」と言うが、安定供給が可能になれば「ゆくゆくは全国各地や海外への展開も」と、夢を膨らませている。=全文は7月21日号紙面、もしくはnote

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