北近畿経済新聞ONLINE

地域経済の明日を見つめる

TEL.0773-42-6800

雑記ノートBLOG

夜の市

 舞鶴市の夏の風物詩「夜の市」が今年も大盛況に終わった。6~7月の土曜の夜、東西の商店街で開催される夏祭りで、失っていた活気を取り戻している▼子どもの頃、夜の市は夏の一番の楽しみだった。しかし、シャッターが目立つようになり、屋台を出す業者の姿も年々減っていった。二十数年前にUターンした際、あれだけにぎわっていた夜の市の変わり果てた姿をみて悲しかった▼しかし、近年は市外の露天商に頼らない〝手作りの縁日〟に変貌。店主が直接、良心的で心のこもった様々な屋台を構え、特設舞台では地元のダンス教室やアマチュアバンドらが週替わりでショーを披露するなどし、これまでにない熱気をつくりあげた▼コロナ禍の自粛ムードが解け、夜の市の人気は爆発。アーケードは子どもや家族連れで埋まった。まさに「継続は力なり」だ▼毎年夜の市を心待ちにし、当日は嬉々として商店街に向かう息子の姿は40年前の私と重なり、うれしくなる。型にはまった夏祭りでは地元に愛着を持つシビックプライドは生まれない。商店街の方々には頭の下がる思いだ。〔岩本〕

共有

関連記事

  • NO IMAGE

    マスク

    2020年09月23日

     新型コロナウイルスの感染拡大で必需品となったマスク。以前は開店前のドラッグストアに行列ができるほど品薄だったが、今では色々な素材のマスクが店頭に並ぶ…

    MORE
  • NO IMAGE

    由良川

    2023年05月01日

     府北部を流れ、日本海に注ぐ由良川。綾部市で生まれ育った私にとっては小さい頃から身近な存在だった。大学を卒業した20年ほど前、Uターンして就職。同じよ…

    MORE
  • NO IMAGE

    団員確保

    2025年11月21日

    「40歳までにはやめたいな」。地元の綾部市消防団に入団した20代の頃、同じ部に所属する同級生と話していた。当時、部内で40代の団員はわずか。だいたいは…

    MORE
  • NO IMAGE

    年末年始

    2021年01月21日

     本日付5面に掲載の年末年始の鉄道と道路の利用状況は、前年を大きく下回り例年にない落ち込みとなった。やはり新型コロナウイルスの影響は大きく、多くの人が…

    MORE