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夜の市

 舞鶴市の夏の風物詩「夜の市」が今年も大盛況に終わった。6~7月の土曜の夜、東西の商店街で開催される夏祭りで、失っていた活気を取り戻している▼子どもの頃、夜の市は夏の一番の楽しみだった。しかし、シャッターが目立つようになり、屋台を出す業者の姿も年々減っていった。二十数年前にUターンした際、あれだけにぎわっていた夜の市の変わり果てた姿をみて悲しかった▼しかし、近年は市外の露天商に頼らない〝手作りの縁日〟に変貌。店主が直接、良心的で心のこもった様々な屋台を構え、特設舞台では地元のダンス教室やアマチュアバンドらが週替わりでショーを披露するなどし、これまでにない熱気をつくりあげた▼コロナ禍の自粛ムードが解け、夜の市の人気は爆発。アーケードは子どもや家族連れで埋まった。まさに「継続は力なり」だ▼毎年夜の市を心待ちにし、当日は嬉々として商店街に向かう息子の姿は40年前の私と重なり、うれしくなる。型にはまった夏祭りでは地元に愛着を持つシビックプライドは生まれない。商店街の方々には頭の下がる思いだ。〔岩本〕

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